HGUCズゴック 製作記5 [ ┣ HGUCズゴック製作記]
新年一発目の記事はズゴックです。
実はショッキングな407ネタがあるのですが、気持ちが落ち着いてからUPします
前回までで工作は完了して、今回は大嫌いな表面処理(ペーパー掛け)に突入です。
そもそも、何でペーパー掛けが必要になるかと言いますと。
ペーパー掛け前の状態。
これに軽くペーパーをあてると、
ペーパーがあたった部分は表面が荒れて白っぽくなってますが、真ん中よりチョッと右側に白くなっていない縦のスジが見えると思います。
ここはよーく見ると少し凹んでますね、これを「ヒケ」って言います。
何でヒケるんでしょう?
パーツを裏返して見ると、丁度ヒケてた部分の裏面にボス(柱)が立ってます。
プラスチック等の整形品は金型に溶けた材料を流し込んで作るのですが、材料は固まる時に少し収縮します。
当然厚い部分ほど収縮する量が多くなるので、ボスが立っている部分がヒケるわけです。
今のガンプラは接着剤を使わないスナップフィットですので、その分パーツ固定用ピン等のボスが大きくなります。
また可動部が多いのでその軸受け部分もヒケの原因なります。
このままヒケを放っておいて塗装作業に入ると、ヒケの部分がいかにも「オモチャ」っぽくなってしまうので、ペーパー掛けして表面を平らにする訳です。
ヒケが大きい場合、ヒケが無くなるまで削るとパーツの形状が変わってしまうので、真面目な人はヒケている部分にパテを塗って処理しますが、私は手抜きしてペーパー掛けだけで終わらせちゃいます。
その他にも、パーツ表面を荒らして塗料の食いつきを良くするなんて効果もあるので、基本的には全てのパーツにペーパー掛けをします。
結局、正月休みの空いている時間はずーっとペーパー掛けしてました
ペーパー掛けが終わったら待ちに待った塗装作業に入ります。
と、その前に最後の工作があるんです。
塗装する時、パーツそのままじゃ持ちづらいですよね。
そこで活躍するのがこの持ち手。
これはプラ棒にピンバイスで穴を開けて真鍮線を差し込んだ物です。
組み立てた後に見えなくなるような、パーツの裏側にピンバイスで穴を開けます。
この時くれぐれもパーツ表面に貫通しないように。
パーツのボスやリム等に穴を開けるのが良いでしょう。
開けた穴に持ち手の真鍮線を差し込みます。
その他、ポリキャップが付いているパーツはポリキャップにランナーを通して固定したり、穴を開けられない様な小さなパーツはランナーに両面テープで固定します。
塗装する全てのパーツに持ち手をつけました。
ズゴックは手足の蛇腹関節のお陰でHGUCでもパーツ数が結構ありますね。
ちなみに、一部パーツは形状確認用にサフ吹き済みです。
折角なので私の塗装場を公開しちゃいましょう。
クレオス塗装ブース にミッキーの布カバーが掛かってます。
これはカミサンが作ってれたんですが、「使わない時塗装ブースが埃まみれにならないように」という優しさでは無くて、「剥き身の塗装ブースは部屋の美観を損ねる」からだそうです...
この後はサーフェィサーを吹くわけですが、ここで傷が見つかるとペーパー掛けからやり直しです。(まあ、大体1回じゃ決まらなんですけどね)
次回はいよいよ塗装編・・・・
となるといいなぁ
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