オイル漏れ修理とプラスアルファ [ ┣ 407SW]
昨年9月、407の2度目の車検を受けたのですが、その際、エンジンオイル漏れが見つかりました。
ダラダラ漏れるほどではなく滲んでる程度だったのと、部品の手配に時間がかかるというコトで、車検時には手をつけず後日改めて修理する段取りに。
オイル漏れ自体は単純なもので、ガスケットとエンドシールを交換すればOKなのですが、問題は作業内容。
ミッション降ろしが必要がなんだそうです。
その際の工賃は・・・・・7万円オーバー。
なかなかパンチのある数字が出てきました(涙)
泣いていても不具合は直らないので、部品の手配をお願いしました。
オイル滲みは自覚症状が皆無でしたが、それとは別に前々から気になっていた事が。
タイヤです。
大分ひび割れが目立ってきました。
残溝は、
左前:4.0mm 右前:3.6mm
左後:3.7mm 右後:3.7mm
と、もうちょっと頑張れそうな気もします。
が、昨年9月に車検を通し、あと2年は乗り続ける予定で(だから地デジチューナも導入した)、流石に2年もこのタイヤで引っ張るのは無理がありそう。
元々、407購入時点でタイヤ(ミシュラン・パイロットエグザルトPE2)についてはロードノイズが気になっていて、違うタイヤを試してみたいという気持ちはずっと持ってました。
というワケで、これを機会にタイヤ交換も決行。
近場のタイヤショップで見積りを取ったり、webで調べたりした結果、通販サイトでタイヤを買ってディーラーに持ち込んで交換してもらうのが一番安上がりになるコトが判明。
ディーラーと修理入庫日の調整を行い同時にタイヤ持込交換のお願いをし、入庫日前日にタイヤが届くよう配達日指定して、通販サイトでポチり。
予想通り、タイヤは剥き身で届きました。
我が家ではタイヤが保管できるような倉庫は無いので、これを想定して前述のような段取りを取った次第。(剥き身のタイヤを何日も駐車場に置いておいたら、無用心この上ない)
ディーラーに向かう前にタイヤを積み込み。
最初は、ラゲッジに収まりきらないと思い、久々にリアシートを倒し、タイヤをラゲッジに上げてみたところで・・・・・ピンときました。
トノカバーを外しただけで、リアシートを倒さずにイイ感じで収まっちゃいました♪
1週間後、ディーラーから作業が終わったとの連絡をもらい、407を引き取りに。
今回新調したタイヤは、レグノ GR-9000
レグノといえば、2月にGR-XTとしてモデルチェンジするようですね。
タイヤをポチッた時にはそれを知らず、注文が確定した後で情報を知りました。
失敗したという気持ちがないと言えば嘘になりますが、どうせ最初は値段が高いだろうし、GR-XTって名前も気に入らない、と自分に言い聞かせて無理やり納得。
前車のインプレッサは、タイヤを替える事なく407に乗り換えたので、タイヤを買うのはかれこれ10年ぶり。
インプレッサの前のランティスでは、
純正(RE-010)→ POTENZA DAGG → GRID2
と7年で2回履き替えたのに。(あの頃が一番車に夢中だった...)
モデルチェンジ直前の車とタイヤの組み合わせで、今更感が強いですが、GR-9000に履き替えた感想なぞを
ちなみに、この記事を書いている時点で50km程度しか走行していないので、あくまでファーストインプレッションというコトでご了承を・・・
ディーラーの駐車場から車を出す際、まず感じたのがハンドルが軽くなった事。
ただ軽くなったのではなく、少々ネットリ感が伴う軽さです。
例えるなら、糸巻き戦車の糸巻きと割り箸の間に、何も無いのと、ロウソクの輪切りを挟み込んだのとの違い、のような感触(例えが古くて伝わるかな?)
前者がゴリゴリザラサラするのに対し、後者がネットリ滑らかな感じ。
このように感じるのは、離型剤のせいでグリップが落ちているからかもしれません。ただ、50km程度走行した後もあまり感触に変化が無いので、本当にタイヤの特性の可能性も大です。
もう少し皮剥きが進めばハッキリするでしょう。
次に感じたのが、発進時及び停車時の滑らかさ。
転がり抵抗が小さくなったような、真円度が上がったような。
何にしても、停止時にスゥーッと滑らかに停め易くなったのは嬉しいおまけ。
走行時の乗り心地は、想像したのとちょっと違い、意外と硬いというかしっかりとした印象。
細かい突き上げは増えたような気がします。空気圧を上げた後のような感じ。
この辺も、もう少し馴染んでくるとまた違ってくるのかもしれません。
サービス担当者からは、「急制動させるとタイヤとホイールがずれて、せっかく取ったバランスが崩れるので、タイヤが馴染むまではおとなしく走ってください」と言われたので、グリップについては判断不可能。
まぁ、馴染んだところで、私の腕と度胸じゃグリップ云々言えるまで攻めた走りはできないんですけど(苦笑)
最後に、一番気になっていた静粛性。
確かに、平滑な路面ではかなり静かです。というより、タイヤノイズはほぼ皆無。
一転して、荒れた路面ではそれなりにうるさいです。
絶対値的にはミシュランより静かなんですが、期待が大きすぎたかもしれません。
GR-XTは荒れた路面での静粛性が売りだそうで、GR-XTまで待つべきだったかと少々後悔。
といっても静かになったのには変わりないので、路面の良い高速で走るのが楽しみです。
操作感と発進/停止時の挙動という、予想していなかった要素の変化が顕著に体感できた、今回のタイヤ交換。
今までと違った407SWを感じられたと言うと大げさかもしれませんが、気持ち的には(どちらが良い悪いというのでは無く)ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤを履き替えた位の変化があったように感じ、結果的には大変満足できるものでした。
これで、また暫くは新鮮な気持ちで407と付き合えそうですが、思いもしていなかった伏兵が現れたりして、少々心は揺れ動くのでした...
オイル漏れ修理&タイヤ交換完了おめでとうございます。
オイル漏れは仕方ないことですが、
パーツ代が安いのに工賃が高いのがつらいところですよね。
GR-9000にされたんですね。
乗り心地の硬さは私も407swでREGNOにした時に意外に思いました。
でも相性は良いのではないかと思いますので、
これからが楽しみですね。
う~む、ここまで手をかけられたとなると手放すのはちょっと惜しいですね。
増車の方向で行きましょう。
で、407swを味わい尽くしたら2座オープンに代替という事で(笑)
by matsu (2011-01-27 10:51)
こんにちは、タイヤ BSレグノに交換ですか、
私もミシュランからdBに交換した際、
ネットリ滑らかな感じに変わったのを覚えています。
ミシュランのフィーリングが少し変わっているのでしょうか?
音の静かさは圧倒的ですね、エンジンノイズが良く聞こえるようになりましたから、
これからも、お互い407SWを頑張って乗り続けましょう(笑)
by せんべい屋 (2011-01-28 18:58)
GRシリーズは、かなり静かなタイヤです。
うちの某○○や△△も、このタイヤ目指して開発しました。
ただ、ショルダーのサイプが細かいので、熱い走りをすると、ショルダーが減りますのでご注意を。
by あよこん (2011-01-28 21:19)
>matsuさん
整備性まで考慮され尽くしていないのが、ラテンっぽいとも言えるんですけどね。
matsuさんの、GR-8000の記事も参考にさせていただきました。
>でも相性は良いのではないかと思います
同感です。硬いっていっても、いやな感じの硬さではないですし。
2座オープンは、リタイヤしてからのお楽しみにしてるんですが、カミサンが「年取ってからオープンなんて、ハイカラで恥ずかしいよ」と消極的なのがネックです...
>せんべいやさん
せんべいやさんはdBでしたね。
レグノとdBで迷ったのですが、これまで買い替えは全てBSだったので、踏襲しちゃいました。
ネットリ感は、プレミアムコンフォート共通なんですかね。
静かなコンパウンドがネットリ感を出すとか。
>これからも、お互い407SWを頑張って乗り続けましょう
そうですね、ただ、最近はちょっと雑音が大きくなってきてますが(笑)
>あよこんさん
GRシリーズを新車装着にしている車ってあるんですか?
そういえば、自分の所有した車以外って、新車時に何履いているか分らないですね。大事なパーツなのに不自然な気もします。
>熱い走りをすると、ショルダーが減りますのでご注意を。
ショルダー接地させるような走りをする肝っ玉は、持ち合わせていないのでご心配なく(笑)
by katsumushi (2011-01-29 01:57)