グリーンビュー丸山オートキャンプ場 [ ┗ その他キャンプ場]
9月15日~16日の1泊2日で、秩父のグリーンビュー丸山オートキャンプ場に行ってきました。
設営・撤収が遅い我が家のキャンプ、1泊だとバタバタ落ち着かないので基本的に2泊以上したいところですが、17日は友人の結婚式なので、久々に1泊の弾丸キャンプ。
そのため、場所は比較的近場の秩父を選択。
秩父の中でグリーンビュー丸山を選んだワケはあとの文中で。
グリーンビュー丸山には森林サイトと景観サイトがあるのですが、今回は景観サイトを予約。尚、予約時にサイトの番号までは指定できません。
チェックイン時に指定されたのは11番サイト。
他の方のブログでは、チェックイン時に早い者勝ちで選べると書いてありましたが、チェックイン時にはもう場所が決まっていました。
キャンプ場の混み具合でも変わってくるのかもしれませんね。
ちなみに、この日は3連休ということもあり、ほぼ満員状態。
早いもの勝ちだと思っていたので、早目に到着するようにしたら景観サイトでは1番のり。
狭い狭いといわれているこのキャンプ場のサイト、覚悟して行ったのですが、実際見てみるとやっぱり狭い(笑)
隣とは丸太で仕切られているだけでプライバシーはゼロ。
駐車スペースとも丸太で仕切られて、サイトの形は極端に細長いです。
まさに、ウナギの寝床。カーサイドタープの使用もNGですね。
バーベキュー場奥の炊事場は遠からず近すぎずいい距離感。
トイレも程よく近いです。
また、照明があるので、うちのサイトから炊事場やトイレには手持ちの明かりなしで行けます。
トイレはキレイでウォシュレットまで付いていますが、男子は小用1個と洋式便座1個、女子は洋式2個と、収容人数に対して絶対数が不足。
朝は結構込み合うので、早起きして済ましちゃうのが吉。
景観サイトからの眺め。
前方に見える街並みが秩父市街。
左手に生えてる木が日よけになるのですが、景観的にはちょっと邪魔かな。
駐車スペースの前には人工芝が張ってあります。
ここにテントを張れということですね。
他のキャンプ場だったら、『大きなお世話、テントぐらい好きな所に張らせてよ』となるのですが、このサイトの形状だとここにテントを張るしかないし(笑)
まぁ、グランドシートを敷くのが省けるので、ありがたく使わせてもらいましょう。
地面の状態は、ハッキリ言ってあまりよくありません。砂利交じりの土で、小石もゴロゴロしてます。
テント付属のプラペグ+プラハンマーはチト厳しい。
スチールのVペグも難儀するでしょう。
やっぱり頼りになるのは鋳造ペグ。ネイルペグでもOKですが、強度・撤収時の抜きやすさを考えると鋳造ペグに軍配が。
まぁ、鋳造ペグはお値段が高いんですけどね。
耐久性は鋳造ペグの方が上(ネイルペグはヘッドのプラ部が割れそう)なので、長く使うことを考えるとコスト差も相殺できるでしょう。
今回は打ち込みの労力節減として、コールマンのパワーマスタースチールソリッドペグ20cmを使用。(所有しているソリステは30cm以上)
普段より格段に短い時間で設営完了。
この幅ではヘキサは無理なので、トンネルスクリーンタープとテントの連結仕様のみ。
小川張りだったらヘキサ+テントの構成がとれたかもしれませんね。ヘキサの稜線を隣のサイトと平行にするように張れば、隣近所との目隠しにもなるし。
小川張り、今度挑戦してみようかしらん。
このテントは270サイズなのですが、丸太との間はこれだけ。
計ってませんが、たぶんサイトの幅は5m位しか無いのでは。
300テントだと、ロープのペグダウンも満足にできないかも。
夜は気をつけないとサイトに出入りする度に、ロープに足を引っ掛けて転びそう(実際、お隣のお子さんは転んで泣いてました)
設営が終わったところで昼食。
お昼は、キャンプ場の上り口にある、道の駅果樹公園あしがくぼで購入。
夕食の用意までキャンプ場内を散策。
ドラム缶の露天風呂です。
このお風呂、基本的にはセルフサービスだそうです。
ドラム缶の下にカマドがあり、自分で火をおこして水を温めるシステム。
底には若干錆がありましたが、掃除はされているようです。
お風呂からの眺めは、ご覧のように見晴らし抜群。
但し、シャワー等の設備はないので、体を洗うためのお風呂というよりは、体を温めつつイベントとして楽しむものでしょう。
気になったのがドラム缶露天風呂奥の20番サイト。
ここは完全に独立した場所で、隣接するサイトが無くプライバシーは抜群。
我が家の11番サイトの並びと比較すると若干劣りますが、景観もまずまず。
サイトの形は変則的なので設営に苦労するかもしれませんが、上手く設営できれば穴場といえるでしょう。
さらに散策を続けると、
子供遊園地に到着。
ここの遊具は手作りなんだそうですが、手作りだからといってバカにしちゃいけません。
こんなに高い塔まで。
ちなみに、うちの子供達はビビッて一番上まで行けませんでした。
その他にもブランコや、アスレチック的な遊具もあり、なかなか楽しそう。
但し、子供遊園地の名前の通り子供の為の施設なので、大人の使用はNG。
子供遊園地で遊び、一通り場内をまわったところで日もだんだん落ちてきました。
雲が多めで、沈みゆく太陽を見ることはできませんでしたが、雲の切れ間から射す光は幻想的。
これはこれで素敵な眺めですね。
今回の夕食は、またまた登場の焼鳥。
我が家では、焼鳥焼いておけばとりあえずまるく納まるのです(笑)
主食は焼きおにぎり(冷凍ものw)と煮込みラーメン。
煮込みラーメンは絵づら的にフォトジェニックじゃなかったので、写真は割愛します(汗)
夕食が終わり、辺りが暗くなってきたところで、このキャンプ場の最大の見せ場タイムに突入。
サイトから見える
秩父市街の夜景。
夜景が見えるキャンプ場ってのは、初めての体験。
そもそも、キャンプ場選びの条件として、広さとプライバシーを重視する我が家が、ここを選んだのはこの夜景を見るためなのです。(実は、この撮影用に三脚まで買っちゃったりw)
若干寒かったので、炭の残り火にあたりながら、コーヒー片手にしばし夜景を観賞。
星も綺麗だったので、星野写真に挑戦。
リモコン持ってないのでバルブ撮影ができず、簡易的に30秒露光してみましたが、なんとも中途半端ま写真に(汗)
このキャンプ場は山の西側に位置するので、日の出を拝むには良いロケーションとはいえず。
また、こののうちにひと通り散策も終了。
なもんで、はなっから早起きする気なし。
目が覚めた時が起きる時間として、アラームをセットせずに就寝・・・
-2日目-
ららの、『オシッコ、オシッコ』のクンクン鳴きで、結局5時半に目が覚めました。
もうちょっと寝ていたかった気もしますが、撤収作業もあるのでそのまま起床。
昨晩目を楽しませてくれた秩父の街並み。
遠めで見ても生命感は感じられず、この時間はまだ街全体が寝ているよう。
初日は雲に隠れていて気がつきませんでしたが、ギザギザした階段状の山肌の山が目に留まりました。
この山なんだろう?
そういえば、バーベキュー場の所に案内図があったなぁ。
武甲山って書いてありますね。
ワタシ、生まれも育ちも埼玉なのですが、恥ずかしながら武甲山知りませんでした。
ギザギザは石灰岩採掘の跡だったんですね。
(秩父セメントというのは、子供の頃見た貨車や小学校そばのセメント現場のタンクに書いてあったりして、記憶にある名前。その秩父セメントが、武甲山で採掘した石灰岩を使ってセメントを作っていたと。過去、セメント産業が秩父経済の大きな役割を持っていたそうで。色々な意味で、武甲山は秩父のシンボルなんですね。うん、ひとつ勉強になった)
最終日の常、朝食をササッと済ませ、撤収作業に。
3連休の2日目なので、撤収するのは我が家だけと思いきや、周りの半分以上が撤収に取り掛かっていました。
まぁ確かに、ここはそんなに長居するキャンプ場じゃないな、というのが本音。
やっぱり狭いというのは大きく、カプセルホテルに泊まっている気分になっちゃうんですね。サイトにずっと居るとちょっと息が詰まるというか。
子供遊園地も初日に遊べば十分だし、パターゴルフはやっている人がいなかったし、夜景だって流石にそんなに何回観てもねぇ。
(キャンプ場まで上ってくる途中に、果樹園が結構あったので、2泊以上するなら果物狩りを織り交ぜると飽きないかな)
幸か不幸か、狭いサイト故コンパクトな設営にならざるを得ないので、1泊でも設営・撤収に時間が掛からず、慌しさはそれほどありませんでした。
お隣は、タープを出さずにドームテントのキャノピーの下にテーブルを置いてましたが、そんなスタイルもアリでしょう。
あ、でも、決してダメなキャンプ場というワケではありませんよ。
トイレは綺麗だし、キチンと良く整備されているし、炊事場には洗剤とスポンジが置いてあるし、グリル・網用の流しはあるし、管理人さんは親切だし。
個人レベルでやっている所の基準で考えたら、優良キャンプ場なのは間違いありません。
狭いのは予め承知していしたし、夜景もバッチリ見えたし、嫌な思いもしなかったし、難癖つける点はありませんでした。
ただ、我が家のスタイル、『それなりの広さとプライバシーがあり、犬連れが肩身の狭い思いをせず、ワンコがのびのびできるところ』からは外れちゃっているだけのコト。
余談ですが、このキャンプ場では、スノーピーク,小川キャンパル,ウェザーマスター等の、ちょっと拘りのあるテント・タープの割合はかなり少なかったですね、1割程度かな。9割はホームセンター系。
これが、無印キャンプ場になると3割位はある印象。
やっぱり、そこそこキャンプ暦がある人(最初のキャンプからスノーピークにいっちゃう人は少ないハズ)が求めるものと、キャンプ場のコンセプトはちょっとベクトルが違うんでしょうね。
さて、今シーズンは、今回のキャンプで(と言っても1ヶ月近く前だけどw)ひと区切り。
10月の3連休は運動会だし。それ以外でも土日のどちらかは予定が入ってしまっているし。
ただ、あくまで“ひと区切り”であって、“終わり”じゃないのがミソ。
目下、○○対策はどうしようか色々と頭を悩ませてる最中なのでした(笑)
一枚目の写真を見た瞬間、まさか丸太で区切ったのが1区画?狭すぎじゃ??と思ったら、本当にそうだったんですね。
私がキャンプ場オーナーだったらこんな狭くはしないですね~。
by ほがしぃぶるー (2012-10-12 12:47)
>ほがしぃぶるーさん
ある程度覚悟して行ったのでそんなには驚かなかったんですが、予備知識がなかったら、「えっ、どういうこと?」となったでしょうね(笑)
>私がキャンプ場オーナーだったらこんな狭くはしないですね~。
そうですねぇ、他のポイントが良いだけに残念です。
せめて、普通のヘキサが無理なく張れる位あるとイイんですが...
by katsumushi (2012-10-13 22:11)
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
by 株の購入 (2012-12-29 14:25)