ダイソン DC36 カーボンファイバー タービンヘッド [GOODS]
iOS祭りの後は、アナログな家電で散財です。
我が家の掃除機は、6,7年前に買った東芝の紙パック機。
1年以上前から調子が悪く、騙し騙し使ってましたが、遂にカミサンの我慢の臨界点を超えました。
東芝紙パック機も調子が悪くなるまでは特に不満は無かったようですが、ミニチュアダックスのららが来てからは、状況が一転。
やっぱりね抜けるんですよね、毛が。
特に、換毛期のアンダーコートの抜け毛の凄いこと。
カーペットに指を立てて擦ると、山のようにららの毛が集まります。逆にちょっと面白くてハマるくらい（笑）
そのような細くカーペットに絡みつくような毛は、東芝紙パック機ではあまり取れず、その後コロコロをかける毎日。
そんな毎日からの脱却を図るべく、電器屋にGO！
『吸引力』とくれば浮かんでくるのがダイソン（CMのすり込みは恐ろしい・・・）
まずはダイソンコーナーを見てみましたが、やっぱり高い。
それではと、国内メーカーコーナーに行ってみると、サイクロンはそれなりに高いんですね。
ざっとひと通り見てピンとくる物が無かったので、多少高くてもダイソンがいいねとダイソンコーナーへ逆戻り。
ところが、ここからが長かった．．．
機種については、予算的にDC36にスパッと決まったのですが、問題はヘッド。
モーター内蔵でアクティブにブラシが回転するモーターヘッドにするか、吸気を利用してパッシブに回転するタービンヘッドか。
（ちなみに、ペット向けとしてモーターヘッドペットケアなんてのもありますが、以前ららに掃除機をかけようとしたら凄い勢いで逃げていったので、たぶんペットケアは宝の持ち腐れになるだろうという事で除外）
体験コーナーで比べてみると、確かにモーターヘッドは床に吸い付き、いかにもゴミが取れそうな感じ。
ただ、その分ヘッドが重く、掃除しているうちに疲れそう。
値札上はモーターヘッドとタービンヘッドの価格差は5,000円。
だったら、軽くて安いカービンヘッドだねとカミサンと意見が一致しかけたところで店員さん、「値札から値引きさせて頂くと、値段の差は1,500円になりますけど」
この一言でまた迷いモードに。
値段で考えると、モーターヘッドにした方が明らかにお得。
また二人でうんうん唸って（とっくに子供達は飽きて「帰えろーよ」の合唱w）、結局『毎日使うものだから軽い方がいいでしょ』とタービンヘッドに決定。
というコトで
何はともあれ、形がカコイイ！
写真に撮ると、オレンジのサイクロン部の発色がCGみたいでキレイ。
早速試しがけしてみます。
ダイソン＝ウルサイと思ってましたが、東芝紙パック機と大差無い感じ。逆に『キーン』という高い音がジェット機みたいでかっちょイイ（笑）
出かける前に掃除機（紙パックは1週間前交換）にをかけてきたのに直ぐにゴミが吸い込まれ、サイクロン部の中でクルクル回りだしました。
まるで、綿あめ作り器のようで面白い。ゴミが吸えているという実感もあり、掃除へのモチベーションもアップ！
クリックで大きくなりますが、ゴミの写真ですのでご注意を。
ららも興味津々w
サイクロン部をパカッと開けてみると、（リビングとダイニング計14畳程度を掃除、フローリングとカーペットの割合は半々）
クリックで大きくなりますが、ゴミの写真ですのでご注意を。
やっぱりらら、興味津々w
想像以上に採れました。ららの毛もたんまり採れてカミサン大満足。
しかし、粉のようなゴミは何処から出てきたんだろう？
また、DC36で掃除した後のフローリングの床がツルツルに。
ヘッドのカーボンファイバーブラシの効果でしょうか。
パワーのあるモーターヘッドだと床が傷つくなんて声もあるようだし、毛足の長い絨毯は無いし、我が家ではタービンヘッドで正解だったかな。
（ちなみに、子供とペットの居る家なので床は既に傷だらけ。タービンヘッドで傷が付いたかどうかは、ちーっとも分かりませんw）
試運転を終え、コンセントを抜いて片付けようとすると
コンセントの挿し込みが緩くなってました。
掃除している間に引っ張ったのかなと思い、挿し直してみましたが、特に強く引っ張ったりしなくてもコードをちょっと揺らすだけで自重で垂れる感じです。
うちの個体だけなのかもしれませんが、これはちょっといだだけない。
掃除している最中に、子供や犬が電極を触ってしまうかもしれないし、何かの弾みで金属（画鋲とかクリップとか）が上から落ちてきてショートしてしまうかもしれないし。
この辺りが、電圧・コンセント規格が違う、海外家電製品を選択するのデメリットなのかも。
また、DC36で問題なのが収納。
一般的な国内メーカーの掃除機のように、本体を立ててパイプを引っ掛けるような形態になっていません。
ホースはでろーんとしっぱなしで、各種アタッチメントを保持する場所も無いので激しく場所を取ります。
で、家を探索したカミサン、いいものを発見。
カラーボックス用の布ケース。
これにいい感じで収まりました。各種アタッチメントもこの中にガラガラと突っ込んでます。
【DC36のここが○】
・やっぱり凄かった吸引力
替えたばっかりの紙パックと比べると分かりませんが、1週間使った後の紙パック機をかけた後でもゴミがドッサリ。
・カッコイイデザイン
掃除機がかっこよくても意味無いじゃんと言われるかもしれませんが、決して安くない掃除機、カッコイイ方が所有する喜びが満たされるのではないでしょうか。
また、サイクロン部の透明なカバーも、ゴミが見えて掃除した感が出てグー。
・排気が臭くない
紙パック機だと、ゴミが熟成された紙パック内を通った空気が排出されるので、排気が独特の掃除機臭さを含みますが、サイクロンは、吸った空気がゴミだけ分離されてそのまま出てくるので臭くないんでしょうね。
【DC36のここが×】
・ゆるいコンセント
ネットでは話題になっていないようなので、個体差なのかなぁ？
・ホースが硬い
DC36はホースの付け根部分が可動式になっているのと、ボールテクノロジーで本体が小回りできるんだけど、ホースが硬くてホースの小回りが利かないという、本末転倒なことになってます。
・サイクロン部の」取っ手が持ちづらい
ゴミを捨てるには、本体からサイクロン部を取り外して、サイクロン部の取っ手を持って赤いボタンを押すと下がパカッと開くのですが、
取っ手小さすぎ。
『ここを持て！』と強く言われりゃ持ちますが、何の罰ゲームだと。
407のフットレストを思い出しました（笑）
・収納時に嵩張る
購入される方は、各自工夫してくださいw
とまぁ、○×でカウントしちゃうと×の方が多かったりするのですが、これは国産車に対する輸入車の関係みたいなもので、物としての本質（車ならば走り，掃除機ならばゴミを取る性能）がしっかりしていてデザインがよければ多少の不満点は大目に見れるんですね。不満点を所有する喜びが上回るんでしょう。
そういう意味でもがっかりしたのが、国内メーカーの掃除機。掃除機売り場を見て歩いてため息出ちゃいました。
ヘッドの先にLEDライトが付いていて隙間のゴミが見えるとか、ゴミセンサーがゴミをお知らせしてくれるとか、マイナスイオンが出るとか・・・
もうね、そういう余計（あえて言い切っちゃいます）な機能は要らないんですよ。
で、機種が多すぎ。つまらない機能の有無で機種数増やしたってユーザーは困惑するだけ。
このところ、電化製品における国内メーカーの実情はお寒いですが、小手先の変化球でなく、世間を『オッ』と言わせるような日本全体が活気付く新しい提案の製品を作ってもらいたいものです。
ただ、あまり活気付きすぎて、私の物欲大魔王が暴れまくっても困っちゃいますけど（笑）
おおっ。ダイソンだぁ。ご購入おめでとうございます。
我が家はサンヨーの紙パック使ってますが、（使いやすいと思うんですけど）
妻は「ルンバ」が欲しいらしいデス。大汗
そういえば電源プラグは同社の「羽無し扇風機」もゆるいです。
イタズラ大好きなちっこいのがいるのでウチも対策考えないと危なそうデス。汗
by ま。 (2012-12-20 12:24)
>ま。さん
ルンバ、今人気みたいですね。
家を空けている時にかける分にはイイでしょうけど、私もカミサンもせっかちなので、同じ所を何度も掛けてたりするとイライラしそう。
まぁ、ルンバが動いているときの、ららのリアクションは見てみたい気はしますけど（笑）
扇風機もユルイですか。
掃除機は掃除する時だけですけど、扇風機はコンセント挿しっぱだから余計心配ですよね。
安全に関わるところなので、これは是非とも改善してもらいたいですねぇ。
by katsumushi (2012-12-21 21:11)