月の裏側でツンデレプレイ [ ┣ 河原]
皆さん、抹茶スイーツ好きですか？
ハーゲンダッツからすんごい抹茶抹茶したのが発売されましたね。
ハーゲンダッツからすんごい抹茶抹茶したのが発売されましたね。
話を振っておいてなんですが、我が家は揃って抹茶スイーツが苦手です。
抹茶といえば和菓子、和菓子といえばあんこ。
実は、我が家ではあんこもそれほど人気は無いんですね。
お汁粉はキャンプでの朝食に重宝してますし、イチゴ大福は好きなんですが、おはぎとか饅頭などはめったに食べませんし、小倉アイスも冷凍庫の中に入っていたことは一度もありません。
あ、抹茶は苦手ですが、あんこは嫌いというのでは無く、カスタードとあんこのたい焼きどっちを選ぶかと聞かれたら、カスタードと答える程度です。
そんな我が家では、お汁粉のレトルトパックは別として、いわゆる”あんこ”単品を買う習慣はありません。
で本題。
先月3月25日は3月最後の水曜でした。
月最後の水曜といえば、某河原で開催される月の裏側で飲みましょう(通称月裏)の日。
この日は年度末という事で皆忙しいようで、『欠席します(涙)』の連絡が次々と入りました。
幸い、私の仕事は季節にあまり影響されないので、当然出席です。
そして、頭が少々おかしくなっているので、季節に影響される仕事でも出席したでしょう。
とは言っても、あまり頭がおかしい時間には河原に向かえず、常識よりちょっとだけ早い時間に仕事を終え、自宅に帰ってから道具を持って車に乗り込みました。
今回は、これまで重装備で河原を快適空間にしてくれた、sonic-zさん、シェイクさんが欠席。
出席を宣言したメンバーを見ると、車で行けそうなのはワタシだけ。
河原の面々を、プロキャンパーから普通のキャンパーに昇華させる魔法のアイテム、タープを初めて持って出発です。
年度末とあってか道路も混んでいて、河原近くの駐車場に着いたのは20時半過ぎ。
土手から河原を眺めて見ると、私が経験した中で過去最も暗い月裏会場でした。
これがもし月裏参加が初めてで、場所の目途がついてなかったら見落としてたかもしれません。
そんな寂しい河原に近づいていくと、空を遮るものが何も無い上に極めて低い位置で、鍋を囲むプロキャンパー3人がいました。
物欲41号さん
モッさん
けいすけさん
です。
「こんばんは～」
声を掛けます。
少し間をおいて
「タープ張りますか？」
ワタシのこれまでの河原での経験に照らし合わせると、タープが来た時の心境は、
うひょ～
タープ、キター
ありがたや～
狂喜する3人の姿がまぶたに浮かびます。
ところが、帰ってきたのは
「張りますぅ？」
とそっけない答え。
えっ？
想定していたのと違う反応だったので、動揺するワタシ。
a.ホントは嬉しいんだけど、わざとそっけない振りしてるのかな？
b.既に腰を据えちゃってるので、腰を上げるのが面倒なのかな？
c.河原飲みの本質はプロキャンパースタイルなので、快適装備はそもそも邪道なのかな？
色々な思いが頭の中を錯綜します。
ひとまず、ヘリノックスを組み立てて心を落ち着かせます。
動揺のせいか座面の穴にフレームが上手く入りません。
モッさんからは「トッポギ食べますか」と温かい言葉を貰いましたが、「えっ、あぁ...」と答えにならない返事しか返せません(汗)
このまま張らなくてもイイかなとも思いましたが、a.の可能性もあるので、もう一度相談してみます。
すると、
「じゃぁ、張りますか」
重い腰が持ち上がりました。（この時は改めて聞きませんでしたが、物欲夫婦の月裏記事を見るとb.だったようです）
さすがプロキャンパー、いざ設営するとなるとテキパキと動きます。
41号さん、けいすけさんがポールを押さえてくれています。
なんと豪華な補助。
まるで、桑田と野茂にバッティングピッチャーをやらしているようなもんです。（ダルビッシュとマー君と言わないあたりが、アラフォー）
『モタモタしてると、プロキャンパー達に設営下手がバレる』
いつもよりハンマーを大きく振りかぶり、ガツガツペグを打ち込みました。心の中では。
暗くて手元がよく見えなかったので、実際は普段よりもモーション控えめ(汗)
皆さんのご協力のおかげで、我がシャドウキャスター165が遂に河原に立ち上がりました。
NEMOロゴのNマークが河原の秘密結社感を盛り上げます。
ほら、タープがあった方が少しは風をしのげるし、ランタンの明かりも幕体に反射して明るくなるでしょう。
設営が終わったら、そそくさと次の準備に取り掛かります。
油を温めている間、モッさんから今度は動揺せずにトッポギを頂きました。
美味しかったです、体が温まりました。
そうしているうちに小鳥さんが到着。
最近我が家でお気に入りメニューとなった、餅チーズ明太春巻きを揚げました。
ホントは違うメニューを考えていたのですが、前々日の夕方スーパーに食材を買いに行ったらまさかの売り切れ。
一晩考えても良いメニューが思い浮かばず、結局ローガンズepisode1に引き続き、餅チーズ明太春巻きに頼った次第。
そして、デザート代わりにもう一品。
餅あんこ春巻きです。
餅あんこ春巻きは、ローガンズepisode1で女の子に大人気だった品です。
実は、餅チーズ明太春巻きはネットの拾いもの。
で、餅チーズ明太春巻きを巻いている時にカミサンが
「これ、チーズと明太の代わりに、あんこ巻いてみたらどう？」
と提案して作ってみたものなのです。
前置きで、普段あんこを買わないと言っていた我が家が、なぜ急遽春巻きにあんこを入れることができたのか？
それは、前回の月裏で石川さんにあんこスイーツをご馳走してあげようと、ベビーカステラを作った時のあんこが残ってたんです。
つまり、石川さんと出会っていなければ、石川さんがあんこ好きだと知っていなければ、餅あんこ春巻きは誕生しなかったのです！
あ、『餅あんこ春巻きでググると、すんげ―ヒットするぞ！』というツッコミはトルネードでかわします（kamomeさん風）
そんな餅あんこ春巻きの生みの親の、石川さんも到着。
けいすけさん、モッさんは早めに上がられるという事でしたが何とか春巻きを食べていただくことができました。ヨカッタ。
けいすけさん、モッさんが帰られる直前にhironnpaさん到着。
今回はDanBowl社の高級チェアとテーブルを揃えてくると思いきや、なんと品切れだったとのコト。
遂に入手困難となったDanBowlブランド。
ただ、不思議な事に、庶民の我が家にはAmazonやnaturumとデザインされたDanBowlテーブルやチェアが沢山あるのです。
そして、不思議な事に、それらの無料のテーブル・チェアが届くとカミサンは不機嫌になるのです。
どうやら、DanBowlテーブル・チェア自体には興味が無く、中に入っている有料のおまけが気に入らないようです。
何でおまけが気になるのか？
女心は分りません...
DanBowlチェアをゲットそびれたhironnpaさんですが、心優しいモッさんから、DanBowlでは無い庶民のイスを借りて事無きを得たようです。
取り止めない話をしていると、夜も更け寒くなってきました。
揚げ物も終わり、調理火器としての役割を終えた508ストーブに、遠赤ヒーターをセットして暖をとります。
遠赤ヒーターの508ストーブより、ノーススターランタンの方が温かく感じたのは気のせいでしょうか。
22時半頃、石川さんがお帰りになる時間になりました。
次の日の朝が早い41号さんも帰られるという事で、何となくお開きムードになり片付けが始まりました。
自分の小物を片付けている間に、皆さんがタープとテーブルを片付けてくれました。
ありがとうございました。
昨年11月に初参加させてもらってから数えて5回目の月裏。
ドキドキしながら初めて参加したあの頃、タープを持ち込んでしまうなんて思いもよらなかったなぁ。
ん、雨が降らない夏の夜ってタープ要るのかしらん？
タグ：月裏
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