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猿ヶ京温泉湯島オートキャンプ場 [ ┗ その他キャンプ場]

私が勤めている会社にはリフレッシュ休暇という制度がありまして、長い間働いていたご褒美として一週間休みがもらえるのです。
そのリフレッシュ休暇を使って、子供が春休みの間にキャンプに行こうと企んでいたのですが、長男の部活と塾にぶつかってしまい、結局、日曜を使った4月3日~4日の1泊だけ行ってきました。

利用したのは、群馬県の猿ヶ京温泉湯島オートキャンプ場

1泊なので最大限キャンプを満喫しようと早く出発し、アーリーチェックインを目指します。

まんてん星の湯に到着したのが10時30分。
何故にまんてん星の湯?
湯島オートキャンプ場は、車で5分ほど離れたまんてん星の湯でチェックインするシステムなのです。
アーリーチェックインは11時からですが、そのまま受付してもらえました。


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我が家が予約したのはA6サイト。
場所的にもまだ夜は冷え込むと思い、電源サイトを選択。
事前にキャンプ場マップをチェックした際、端で広そうだったのです。

ところが、実際にA6サイトを見てみると、有効スペースは車の右側のエリアだけ。
車の後ろ側にもスペースはあるのですが、テントやタープを張るほどの余裕はありません。
隣のA7サイトの方が有効面積が広そう・・・

まんてん星の湯の受付に電話でサイトの変更ができるか聞いてみたら、A7の予約は入っていないのでOKとの事。
IN時間といい、どこぞのキャンプ場と違って(笑)、融通が利くキャンプ場で助かりました。


キャンプ場を選んだ時は、張り収め(秋までという意味)でアルフェイムにしようと思っていたのですが、生憎月曜日は雨予報。
ということで、ハビタットをチョイス。
まぁ、ハビタットは雨用テントとして購入したので、雨は望むところ。

1時間半弱くらいで設営完了。
ハビタットは一人で立てられるので、その分トルテュProより設営時間が短くてすみます。


設営が終わったらお昼の用意。


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用意といっても、パンを軽く炙って、惣菜のメンチと刻みキャベツを挟んだメンチカツバーガー。
奥の子供用はキャベツも入れず、文字通りメンチを挟んだだけ(笑)


それではサイトの紹介。

今回は、ちょっと志向を変えてテントの中から。

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スプラッシュガーデン秩父ではハビタットのお座敷スタイルが快適だったのですが、雨の中お座敷スタイルにすると敷物がドロドロになってしまうことを恐れて(特に、シャコタンのミニチュアダックスがドロドロの元凶w)、ノーマルスタイルに。
ハビタットのインナーで寝たのは今回が初めて。
これがまた快適。
入り口側の手前だと私でも立って着替えられるし(トルテュは頭がつかえて立てない)、家族4人寝るには十分な広さだし(270×270テント用グランドシートを敷くとちょうどいい感じ)、シェルターのインナーにしては比較的スクエアな形状だし(トルテュは台形がキツイ)



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今回からアイアンフレームのラックがデビュー。
自作のウッドフレームのラックはウッドフレームが嵩張ってしまって。
それと、コールマン昭島店限定のコンパクトフォールディングチェアの黒もデビュー戦。
段々と黒要素が増えてきました。(これからまだ増える予定w)

あ、窓の外の景色が一面茶色いのに気づいたでしょうか。


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茶色いのは、湯島オートキャンプ場名物の崖。
思わず『崩れないの?』心配してしまうくらい切り立っています。
実際、時たまカラカラと音を立てて石が転がったりも。
ハビタットの窓から見る崖は物珍しくはありますが、素敵な風景というものでは無いですかね(笑)


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時期的に枯れてはいますがサイト一面には芝が張られています。
ペグ打ちは楽と思いきや、15cmくらい打ち込んだところで、石だか岩だかにぶつかります。
少しぐらい打つ場所をずらしても逃げられないので、結構大き目の石がゴロゴロしているようです。
ソリステでも打ち抜けない(先がつぶれる)ので、無理せず打ち込む位置をズラしたほうが吉でしょう。


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電源はこの位置。
電源容量は15Aということなので、ホッカペとセラミックヒーターを同時併用するような使い方でなければ必要十分でしょう。


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今回どうしても焚き火をしないといけなかったので、雨でも焚き火ができるようムササビウイング13ft.TC “焚き火”versionを張りました。
同じテンマクデザインのコットンレクタも持っていっていて、どちらを張るか悩みましたが、雨撤収時の被害を最小限にするために小さい方をチョイス。




サイトの広さは10m×10mくらいですかね。
区画サイトとしては十分な広さだと思いますが、ペグが打てない駐車スペースが3.5m×5.5mくらいあるので、シェルターとタープを張る場合、ペグ打ちする場所で悩んでしまうかもしれません。
実際、私もムササビを斜めに張って駐車スペースを避けてペグダウンしました。
ムササビって、幕体の面積の割にはペグダウンスペース取りますからね。

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日曜INということもあり、この日泊まったお客さんは我が家を入れて5サイト分
我が家以外はグルキャンでしたので、実質3グループです。

広々使えて良かったのですが、キャンプ場の露天風呂は利用不可となっていました。
(受付では、この時期は寒いから露天風呂をやっていないと説明を受けたのですが、お客さんが少ないからじゃないかなぁ…)
その代わり、まんてん星の湯の無料入浴券が貰えます。
どこぞのキャンプ場と違い(←しつこい)、お客さんが不利益をこうむった分はちゃんと補填してもらえます。


キャンプ場全体写真を掲載した流れのまま、施設紹介しちゃいましょう。
Aサイトからは管理棟のトイレが近いのですが、土足禁止で靴の脱ぎ履きが面倒なのと洋式便器がひとつで男女共用なので、最初の1回と緊急時以外はキャンプ場奥のトイレを利用しました。
ちなみに、管理棟脇には自動販売機がありますが、使用不可となっていました。


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キャンプ場奥のトイレは以前までは和式だったそうですが…


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洋式に生まれ変わっていました。(床の黄色い補修跡が和式を連想)
しかも、ウォシュレットに!
これなら、コショウ基準も余裕でクリアでしょう。



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炊事棟はキャンプ場中央に1箇所

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炊事棟自体は1箇所ですが、蛇口がずらっと並んでいる(裏側にもある)ので繁忙期でも蛇口待ちになることはないでしょう。
ただ、洗い物を置いておくスペースが無いのでちょっと使い勝手が悪いのと、シンクがモルタルなのでガラス製品をぶつけたら割れそうなのが気になるポイント。

一方、一般的なキャンプ場のシンクより高さが高いので、男性が作業するには腰が痛くならなくていい感じ。
ただ、小柄なカミサンは高くて使いづらいと言ってました。


全体的には雰囲気が良いキャンプ場ですが、

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電光掲示板が少々興ざめ。
この電光掲示板、キャンプ場脇の川の上流のダムが放水中に警告したりするもの。
安全の為なので仕方ないですね。
景観の邪魔にならないよう見え辛いところに置いたら、警告の意味が無いし…
逆サイドのCサイトからだとそれほど気にならないですかね。


夕方、ちょうどダム放水のお知らせがありました。

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放水前


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放水後
場所が違うのでわかり辛いですね。
お知らせの後ドドドッと水が増えるかと思って、子供達とワクワクしながら見てたのですがしばらくたっても水が増える様子は無し。(ダムは2km上流にあるのだそうな)
見てるの飽きてテントに戻ってしばらく経ったら、川を流れる水の音が大きくなっているのに気づき、また見に行ったら川の水が増えてました。
まぁ、だから何なんだって話ですが(笑)


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アーリーチェックインしたのとファミキャンということで結構のんびりでき、念のため持っていったコーヒー豆の焙煎をする時間も取れました。
たまにはこういうキャンプも良いですね。


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日が暮れてきたら夕食。



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最初、まんてん星の湯の温泉に入りに行き、まんてん星の湯のお食事処で夕飯を済ますことも考えたのですが、そこまで堕落してはイカンということで、夕食は焚き火でくるくるパーティーをすることにしました。
雨が降っても焚き火をやらなきゃいけない理由はココにあったのです。




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くるくる食材は、ウインナー、牛肩肉、マグロ、笹かま、あと何だっけ(笑)
焚き火でくるくるは、先に食材のカットだけ自宅で仕込んでいけば調理しなくて良いので、手抜きにピッタリ。
洗い物も最小限で済むし。
あ、それから、湯島オートキャンプ場はゴミはすべて持ち帰りなので、ゴミや生ゴミをなるべく出さないようにする必要があります。
そういった意味でも、焚き火でくるくるはちょうどいいメニューですね。


夕食が終わったあたりで雨がぽつぽつ降ってきました。
どうせ明日の朝も雨だろうということで、役目を終えたムササビウイングを片付けます。
夜にムササビを片付けていると、月裏を思い出します。


ハビタットにもぐり込み寝る前に、カメラを抱えてちょこっと撮影タイム

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電光掲示板がうちのテントの掲示板のようです。


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この方角には誰もいないのでクリア窓は開けっ放し。


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それではおやすみなさい。。。



-2日目-

5時前に、ハビタットを叩く雨音で目が覚めました。
天気予報どおりです。
傘をさしトイレに行き、またインナーにもぐりこみます。
6時半にまた目を覚ましますが、やっぱり






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ただ、天気予報では雨は午前中に上がるとなっているのでそれに期待。

せっかくなので、雨でのハビタットのチェック。
流石に雨漏りしている箇所はありませんでしたが、一部撥水が悪くなっている箇所がありました。
まぁ、細かいところに目くじらは立てられませんね。
次のキャンプで撥水スプレーでもしてみることにします。

機能的面で言うと、

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出入り口の庇が良い仕事をしてくれました。
庇のおかげで、入り口の幕体には雨が当たっていません。
トルテュなんかだと、雨の日は出入り時幕体に触れるたび背中が濡れちゃってたのですが、ハビタットは濡れずに出入りができました。
凄いぞ庇!


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朝ごはんは、スプラッシュガーデンで味をしめた、買ってきたピザのアルパカde温めと、インスタントコーンスープ
今回は餅焼き用網を使ったので、焦がさずに生地をカリッとさせることができました。


チェックアウトは11時ですがお昼までに雨が止むことを期待して、延長を決め込みます。
ちなみに、湯島オートキャンプ場のチェックアウトは特に受付をせずにそのまま帰って良いシステム。
延長は13時まで1,080円で“自己申告制”です。


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延長を決め込んだ甲斐があって、午前中には雨があがり晴れ間も見えてきました。
ハビタットはバリ乾(バリバリ乾燥)まではいきませんでしたが、まぁなんとか乾燥撤収と言えるくらいには乾きました。

あとは、のんびりカップラーメンを食べながら撤収して帰途につきました。
前の日の段階では帰り際にまんてん星の湯に入ってから帰ろうと思っていたのですが、長男の塾の時間が迫っていたのでそのままスルー


後で調べたら、湯島オートキャンプ場は紅葉が綺麗だそうです。
芝生もまだ枯れてたし、露天風呂にも入れなかったし、もしかしたら湯島オートキャンプ場の売りが堪能できたのは崖だけかもしれません。
が、それを差し引いてもなかなか良いキャンプ場だったと思います。

 


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