PRO TREK PRW-5100

今回もまたまた物欲日記、3連荘目です（笑）

カミサンにもらった時計が5,6年前に壊れて以来、携帯電話を時計代わりにして腕時計無しの生活を送ってきました。（こういう人、最近は多いんじゃないでしょうか）
会社では各部屋に掛け時計があるし、通勤も電車で家と会社を往復するだけなので、電車が正常なら時間を気にすることも無し。
それに、冬に袖をまくって腕時計を見るのと、ポケットから携帯を出して時間を見るのとでは、手間的にはそれほど違いないし。

というコトで、実生活では腕時計無しでもあまり不自由なく過ごしてきたのです。
ところが、キャンプをするようになってからは、様子が変わってきました。
例えば、設営時。
ハンマーを左手に持ち（ワタシ、半左利きなのです）右手にペグやロープを持ちながらだと、当然そのままポケットから携帯を出すことができません。そもそも、屈伸運動を繰り返すペグ打ち時に、ズボンのポケットに物が入っていると邪魔くさい。
また、軍手や皮手をしている時も、携帯のちっこいボタンを押して時間を確認するというのも面倒。

そんなワケで、久しぶりに腕時計を買ってみようと思った次第。

最初は『キャンプで使うから、傷がついても気にならないような1万円位のG-SHOCKいいかな』と思っていたのですが、カシオのHPを見ていると、PRO TREKブランドというのがあるのを発見。
PRO TREKはコンパスや気圧計機能を持つアウトドア向けのブランド。
まさに、購入動機にピッタリ。


最初の予算から大幅にUPしてしまうけれど、欲しくなっちゃったのはしょうがない。
ボーナス支給と同時に、ポチり

PRO TREKにも色々なラインナップがありますが、選んだのは



PRW-5100T-7JF
（テンションがあがっているので、久しぶりに撮影ブースを引っ張り出してみたｗ）

もともと、アナログが好きなワタシはアナログデジタルコンビのPRW-5100に一目惚れ。
予算的には樹脂バンドのPRW-5100-1JFでも厳しかったのですが、樹脂バンドは耐久性（加水分解）が心配だったのと、比較的フォーマルでも違和感が少ない（これ1本で過ごすつもりなので）、拝み倒してチタンバンドのPRW-5100T-7JFの稟議を通しました。

カシオHPの写真ではケースやバンドはくすんだ色に見えます、実物はもっと明るい色。文字盤は気持ち紫が入っているように見えます。



裏蓋にはPRO TREKのロゴが刻印されてます。
鍛造だそうな。




バンド留め金にもロゴの刻印が。
このバンド、チタン無垢だけあって、軽いです。
逆に、軽すぎて、持ったときに重厚感が不足してオモチャっぽいなと思ったのは内緒。
でもまぁ、アウトドアで使う際、軽さは正義ですから。




右側には上からコンパス・気圧/温度計・高度計のモード切替ボタンが並びます。
大きくてゴツイ感じですが、手袋をして操作することを考えるとこのサイズはマストでしょう。




左側にはトリプルセンサー（方位・気圧・温度）が装備されます。
厚みは、初めて見た時は『ちょっと厚いかな』と思いましたが、3日も着けてたら慣れました。




初めてのソーラー充電時計。
カミサンからは「一生もんだね」と言われましたが（笑）、それは冗談としても、2次電池の寿命は気になるところ。5年はもってくれないと。




文字盤・針のネオブライト蓄光に加えLEDライト搭載。
2つ上の写真の文字盤下部〔TYO〕の上に見える、突起部分の奥が光るのですが、デジタル表示部は1段落ちた所にあるので、そこまで光が届かず。
これはちょっと残念ポイント。デジタル表示部にはELを仕込んでほしかった。


機能面的には、コンパスは特に可もなく不可もなく。キャンプでの日の出撮影で役立ってくれるでしょう。
温度計は× 腕に付けていると体温で時計自体が温まってしまい温度が正確に測れません。これはオマケ機能ですね。
気圧計の気圧自体は正確に測れているようですが、高度が変われば気圧も変わるワケで、会社で上階から1階までをウロウロしていると気圧計の履歴もコロコロ変わり、気圧傾向グラフが乱高下し天気予想ができなくなります。
アウトドアウオッチはアウトドアで使えというコトですね。


時計の世界から見れば、どおってこと無い金額じゃないでしょうが、時計を趣味にしないワタシからすれば、思い切った買い物。
今のところ腫れ物を触るような扱いをしていて、ちょっともったいなくてキャンプに持ち出したくないような気も。
キャンプ用に、中古のデジタル樹脂バンドのPRO TREKを物色中と、本末転倒な状態になってます（笑）