キャンプ改造計画 -ランタン編- [ ┣ ランタン]
キャンプ改造計画、燃焼器具についてはマーベラスと508の2台体制でOD缶からの脱却が完了。
残るOD缶器具はランタン(厳密にはトーチがあるけれど使用頻度が低いので、手持ちのOD缶であと10年は戦える!)
メインランタンはホワイトガソリン(WG)のノーススターなので問題なし。
OD缶はサブランタンの5155ツーマントルLPガスランタンと、テーブルランタンのフロンティアPZランタン
テーブルランタンの方は、カミサンが部屋のインテリア用として置いている、アンティーク調LEDランタンを実用品に格上げすることに。
万が一倒しちゃったことを考えると、テーブルランタンは電池式の方が良いですからね。
あとは、LEDなので虫が寄ってこない事を期待して。
これが暗かったら、リバーシブルLEDランタンをテーブルに置けばいいし。
前置きが長くなっちゃいましたが、ここからの、5155ツーマントルLPガスランタンの置き換えについてが本記事の本題。
燃料の統一という点で、WGノーススターと同じ当然ガソリンランタンがターゲットに。
ガソリンランタンと言えばコールマン。
コールマンのガソリンランタンは、現行品ではノーススターの他には290Aと288Aと286A
サブランタンなので光量もそれ程要らない、値段も手ごろだしワンマントルの286Aでイイかなとも思ったのですが。
デザインがねぇ...
ノーススターが無骨なので、サブランタンは、もうちょっとオサレなやつ、こうグローブが丸っこくてさぁ。
折しも2014年モデルのシーズンズランタンが発売中されてます。
グローブ丸いしオサレなんだけれど、値段が・・・
31,500円はちょっと高すぎじゃないですかコールマンさん。
色も、今年のベージュはあまり好みじゃないのでシーズンズランタンは見送るコトに。
で結局、丸くてオサレなランタンというと、行きつく先は
200A 通称『赤ランタン』になってしまうんですね(笑)
見えづらいですがタンクの裏には、左下に8,右下に70の文字が。
これは、製造年月が1970年8月である事を意味します。
私の誕生日が1970年6月。(何がきっかけで年をカミングアウトするか分からないなぁw)
つまり、俗に言うバースデイランタンをGETしたのです。
月が2か月ズレているので、正確にはバースイヤーですけど。
まぁ、あまり厳密に追い求めると、いつまで経っても入手できないかもしれないので、この辺で妥協。そもそも、6月は生産お休みしているかもしれないし。
それでは、各部を見ていきましょう。
ベンチレータは所々チップ(欠け)が見られますが、全体的な琺瑯の状態は悪くなく艶は保たれています。
お手入れのし甲斐がありそう。
この年代は赤文字のPAYREXグローブのハズですが、白文字でMADE IN CHINAとなってます。
オリジナルは割れちゃって、リプレース品に換えたんでしょうね。
一見綺麗なタンクはリペイントしているようです。
塗装吹きさらしなのか若干柚子肌。
コンパウンド掛けて磨きたい衝動に駆られますが、変に下地が出てきちゃうとイヤなので当面は自粛(笑)
タンクをリペイントしているというコトは、デカールもオリジナルの水シールじゃないですね。
年代的にはPATENTS PENDINGかなぁと思うのですが、無印ラインのデカール。
どうせオリジナルじゃないなら、タンクの研ぎ出し時に、デザイン的に好きなPATENTS PENDING版のデカールに換えちゃおうかしらん。
フレームと機関部
フレームは耐熱塗装されているようです。特に錆は無いようです。
機関部の真鍮はまずまず綺麗。
更に輝きを出す為にピカールで磨きたいところですが、炎上すると煤で真っ黒になるところなので、無駄な作業かなぁ。
バルブの文字盤は少々汚い。
これも磨いたりすると印刷が剥げそうなので触らないでおきましょう。
カラーは結構綺麗。サンシャインマークとロゴの書体がオサレ。
ここは磨いておきたいところ。
外観をチェックし終わったところで、実際に動かしてみましょう。
ポンピングすると微かな『ジャリッ』という感触。
リュブカントを注す前に、ポンプカップを取り出してみます。
今度こそ皮のポンプカップが出てくると思ったら、またしてもネオプレーン。
『ジャリッ』の元はポンプシリンダーの錆のようでした。
ポンプカップ自体はまだ使えそうだったので、一通り掃除してから戻してリュブカントを注入。
ジャリ触は無くなりました。
ガソリンを入れポンピング。圧は掛かっているみたい。
バルブを1/4程開けて、カラー後部のクリーニングティップレバーを少しずつ下に回していくと『ジュルジュル』という音が。
とりあえずジェネレータからガソリンは出てきているようです。
クリーニングティップレバーを戻し、バルブを閉め、3分ほど放置して生ガスを散らします。
再度バルブを1/4開け、着火マンの火をフレーム下部の穴から差し入れて、クリーニングティップレバーを回していくと
『ジュルジュル、ポッ、ユラユラ・・・』
あら炎が消えちゃった。
やっぱり、ノーススターのように簡単にはいかないようです。
気を取り直して再トライ。
『ジュルジュル、ボッ、メラメラ』
結構派手に炎上。やっぱり機関部の真鍮は磨かなくて正解でした(笑)
点灯させるまではちょっとクセがある感じですが、一旦ジェネレータが暖まってしまえば、チラツキもなく安定して点灯します。
コツをつかんじゃえば、大炎上させずに点灯させられそう
一般に200Aは光量調整が効かないとの事ですが、この200Aはクリーニングティップレバーの開閉具合で光量調整が可能。
全開
この程度までは、苦なく減光できます。
ここまで絞れますが、時間が経つと消えちゃうかもしれません。
クリーニングティップレバーでの光量調整は禁じ手なんて話もあるので、多用するのは控えた方がイイのかも。
ただ、200Aって想像していたより明るいので、光量を絞って使いたくなるケースが出てきそう。(あまり明るすぎるとお隣のサイトさんに迷惑だし)
常に全開で使うか、リスク覚悟で光量を絞るか悩みどころです。
あとちょっと気づいた点。
点灯前のベンチレータの鮮やかな色が
点灯して熱くなると、どす黒く変わっていきます。
こんな変化も面白いですね。
ちなみに、温度が下がると色は元に戻ります。
ノーススターの緑色のベンチレータも変色するのかな?
今まで気にした事なかった。今度見てみよっと。
2レバー508に続いて手に入れた、オールドコールマンの200A
やっぱりイイですねぇ。意味もなく、点けて眺めてみたくなっちゃいます。
久しく忘れていた、所有することの喜びを感じるんですね。
不思議な魅力です。
実用品として手に入れた200Aですが、年代毎に細かな違いがあったりしてコレクターも多いひと品。
私はあまりコレクター趣味は無いんですけど、気を許すと2個3個と増えていきそう。
危ない危ない(笑)
何がきっかけで年をカミングアウト…
あれ?同い年だったんですね。
しかも私、katsumushiさんとおなじmazda車に乗り換えました~。
「ぶる~」ではなく「魂赤」です!
by ほがしぃぶるー (2014-01-04 20:38)
>ほがしぃぶるーさん
明けましておめでとうございます。
おー、同い年ですか。嬉しいですねぇ。
私は、前の前の車がインプレッサだったりします(笑)
何かと縁がありますね。
by katsumushi (2014-01-04 21:12)