200A レストア -錆取り・消耗品交換- [ ┣ ランタン]
それでは、200Aのレストアに取り掛かります。
歪んだフレームは、ハンマーで叩いて矯正。
支柱は意外と柔らかくて、思ったよりも楽に直りました。
次は、タールや錆で汚くなっている、フレームと機関部の掃除。
これらを、パーツクリーナーで洗浄してから、ラストリムバーに漬け込みます。ついでにベイルも。
今回は、1.5倍に希釈してみました。(原液だと強すぎるかなと思ったのと、嵩を増やしたかったのでw)
3時間程入浴させたら、水でザッと流した後、弱アルカリの洗剤で中和。
まぁ、中和の効果があるかどうかはわからないんですけど、オマジナイとして。
入り込んだところは錆が残ってますが、あらかたフレームのタールと錆は落ちたようです。
細かいところは、後でリューターでガリガリ削っちゃいます。
真鍮パーツの緑青(青錆)が出ていたところは、ピンク色に変色してますね。
これはピカールで磨けば綺麗になるでしょう。
ピカール攻撃の前に、フィラーキャップの作業に浮気して現実逃避。
プラモデルもそうですけど、研磨作業は苦手なのです。手は痛くなるし、単調作業で飽きちゃうし。
このモデルのフィラーキャップはビスありタイプ。
ビスを外し、本体からパッキンディスクを取り出します。
バースイヤーランタンよりパッキンの硬化が進んでたのと、パッキンディスクが外れるおかげで、今回は比較的簡単にポロッとパッキンが取れました。
バースイヤーのメンテ時に買ったメンテナンスパーツセットに、ビス付用パッキンも入っていたのでこれを使います。
持っててヨカッタ、メンテセット♪
若干パッキンのサイズが大きいので波打ってますが、何回か締めこんでいくうちに馴染むそうです。
パッキンといえば、チェックバルブにもパッキンを装着。
このパッキンは残り8個。まだまだレストアできます(笑)
消耗品って括りではポンプカップも。
ポンピングの手応え的にはまだ使えそうでしたが、これもまとめ買いして新品が手元に数個あるので、思い切って交換しちゃいます。
まぁ、交換前の方は捨てずにとりあえず取っておいてあるんで、思い切れてはいないんですけどね(笑)
真鍮パーツのピカール攻撃終了。
組み立て後は見えなくなるところが大半なので、あくまでザッと(汗)
そういえば、ピカールで磨くとウエスが真っ黒になるんですけど、あれ何でなんでしょうかねぇ。
ジェネレータは紙筒(石綿?)の炭化がそれ程進んでいないようなので、磨くだけ磨いて再利用します。
これがダメになっても、バースイヤーの200Aから外したのも取って置いてあるし(やっぱり貧乏性w)、慌てて替える必要はないでしょう。消耗品の中では高価な部類だし。
次はいよいよ、組み上げて動作確認です。
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