休キャン週間はさいたま水族館で [アクアリウム]
仕事の関係者にはワタシがキャンプ好きというのが浸透してきていて、
「お盆休みは、どこにキャンプに行かれるんですか?」
というのをよく聞かれます。
その都度、
「いや~、お盆はキャンプ行かないんですよ」
と答えてるんですが・・・
真冬にキャンプに行くような酔狂な人間にとって、真夏のキャンプは、ある意味シーズンオフと言っても異論は少ないんじゃないでしょうか。
暑いし(クーラーBOXの持ちも悪くなる)、虫は多いし。
お盆休みだとそれに加えて、混んでキャンプ場の予約も取りづらいし。
一番の問題は、道路が渋滞する事ですかね。
良い事と言えば、幕が乾きやすいってくらいでしょうか。
というコトで、毎年お盆休みは、我が家の休キャン週間となっているのです。
お出かけは同じ埼玉県内で日帰りだけ。
近場の川遊びは、お盆の恒例行事となっています。
今年はそれに加えて、さいたま水族館に行ってきました。
さいたま水族館に行った一番の理由は、長男の自由研究の課題の題材として。
真面目にメモメモ。
ワタシの知る限り埼玉県唯一の水族館、さいたま水族館のコンセプトは、荒川水系をメインとした埼玉県に生息する生き物の展示。
つまり、カラフルな海水魚もいなければ、珍しい淡水魚もいません。
夏休み期間中は夏の特別展(魚にまつわるウソ!?ホント!?)をやっていて、日本に生息していない魚の展示もありましたが、
プラティやゼブラダニオ、ベタ、ディスカス、ネオンテトラ等、熱帯魚ショップに行けば見れるような魚...
まぁなんと言うか、現在お休み中とはいえ、熱帯魚をやっていたワタシからすると、少々物足りないというのが正直なところ。
それでも、
コクレンのユーモラスな顔を見つけたり、
スズキが純淡水域まで上がってくることを初めて知ったりと、それなりに収穫も。
とまぁ、ここまでならわざわざブログの記事にするまでも無い内容なのですが、実は、ここからが本題。
イベントに水族館探検ツアーというのがあり、水族館の裏側が覗けるのです。
自称アクアリストとしては、プロの飼育ぶりが見られる、またとないチャンス!
先ほどまでガラス越しに見ていた水槽が、上から覗けます。
ただ、お魚って、上からだとどれも同じように見えちゃうんですが(笑)
これは、上の写真のスズキを俯瞰で。
ワタシ、シーバスは未体験ですがシーバサーでもなかなかこんなアングルのスズキ見た事無いのではないでしょうか。
コースには飼育員の方が付いてくださり、解説してくれます。
埼玉の県魚、ムサシトミヨについて色々説明してもらっている最中
ワタシは設備の方に興味津々。
上の写真に見える水槽は、稚魚や展示水槽に入れる前の魚の飼育用だそうです。
ちなみに、この中は冷房がしっかり効いていて、体感的に25℃くらいかな。
水槽毎にクーラーつけるんじゃなくて、施設ごと温度管理してるんでしょうね。
とても快適でした。
たぶん、お魚さんの為にですが(笑)
こちらはブラックバス水槽。
魚自体はありきたりですが、目についたのは照明。
これはやっぱりメタハラですよねぇ。
何ワットあるんだろう?
稚魚用水槽の濾過方式をチェック。
大磯底辺だったり、
外部だったり、写真には撮れませんでしたが水作もありました。
(ワタシが撮りたいモノは移動途中にあったりして、写真撮ってると変な所後ろがつかえちゃうので、自粛...)
お魚の餌についての説明。
お姉さんが、子供達にペレットに臭いを嗅がせて
「結構キツイ臭いしますよね」
なんてやっている脇で
展示水槽の濾過をチェック。
パイプから四角い箱に水が注がれていますが、箱の中に濾材は入っていませんでした。
ただ、一旦水を受けているだけみたいですね。
濾過槽はどこか別にあるのでしょう。
餌は先ほど見せてもらったペレット以外に、ショップで見慣れたパッケージが。
お姉さんはテトラミンを連発していたので、やっぱりプロの世界もテトラミンがスタンダードなんでしょうか。
素人(だんだんプロ気取りw)向けに、ドクターフィッシュの体験。
次男が「うわ、くすぐったい」なんてやっている側では、
複数台の外部フィルターが付いている水槽が気になって。
コケで中身が良く見えませんでしたが、たいしたものが入ってなかったような。
もしかしたら、外部フィルターの濾材維持のために、回してるのかもしれませんね。
というか、プロもご使用、信頼のエーハイム(笑)
次に案内されたのが、アクアリスト的に一番の見どころ
機械室!
展示水槽の濾過は、ここでまとめてやってたんですね。
濾過槽は水温毎(15℃,20℃,25℃)に3機に分かれているそうです。
逆にいうと、水質毎には分けていないんですね。
同じ水系なのでpH値も同じになるのかな。
でも、一部シクリッドやディスカスもいたりしたので、このあたりは個別に濾過してるのかもしれません。
参考のになるのは、濾過槽の前にばっ気槽を持ってきているという点。
やっぱり、濾過槽には酸素タップリ入れてあげた方が良いようです。
という事は、水草水槽の場合、濾過槽の後にCO2を添加するのが吉なんでしょう。
最後に冷凍庫の中を開けてもらいました。
生餌しか食べない魚用のストックだそうです。
凍ったペットボトルは、水温の微調整用。
2~3℃温度がズレただけでNGの魚種もいるそうで、プロも水温管理は苦労しているようです。
特に、水温が低い渓流の魚は敏感なんでしょうね。
そりゃ、水温によってつれたり釣れなかったりするワケだわ。
水族館の裏側を見れるといった、貴重な体験をした1日。
お休みしていたアクアリウム魂に、再び小さな灯がともったのですが、再開するにはカミサンとの水槽陣取り合戦を勝ち抜かないといけないのです(涙)
夏休みのいい体験ですね~♪
関西の海遊館は値段的に良心的では無く…
京都水族館は大人気ですが、少し遠くて~
関西も週末ごと天気が悪くて
7月からキャンプに行っておりません。
まだまだシーズン~アウトドア楽しみましょう^^
by hide (2014-08-20 09:15)
さかなクンの学校に 昔 通っていましたので(笑)
楽しく読ませて頂きました。
>やっぱりプロの世界もテトラミンがスタンダード・・・・
そう言えば、熱帯魚輸入会社に勤めた友人は、
水質管理薬も含めて テトラ社の商品は 扱いやすく 信頼も高い、
と言っていたのを思い出しました。
by せんべい屋 (2014-08-20 16:43)
>hideさん
さいたま水族館、展示内容は値段なみなんですけどね(笑)
今ホントに行きたいのは、沼津の深海水族館だったりします。
今年の夏は、暑い割には天気がいまひとつですね。
まぁ、ある意味8月はシーズンオフなので、秋はじゃんじゃんキャンプしちゃいましょう。
by katsumushi (2014-08-20 21:58)
>せんべい屋さん
さかなクンの学校に行ってたんですか!
面白そうですね。
>水質管理薬も含めて テトラ社の商品は 扱いやすく 信頼も高い、
そうですね、私も思い起こせば中和剤,水質測定紙なんかもテトラのもの使ってました。
by katsumushi (2014-08-20 22:08)