BAR14Nでエスプレッソ抽出 [コーヒー]
ボーレックス コーヒーミルで挽いた豆、これを使いBAR14Nでエスプレッソを淹れてみましょう。
まずは、フィルターに粉を投入します。
取説では、1杯用=計量スプーン小山盛り1杯(約8~10g)とあります。
最初の頃はいちいち計量スプーンで計ってましたが、ポーレックスのミルを使うようにしてからは、ミルの粉受けから直接投入。(ミルからスプーンを経由すると、粉がこぼれ勿体無いのです)
指で軽くならした後、粉がフィルターの縁の高さピッタリになる位の量、が丁度良いようです。
お次は抽出作業で一番アナログ要素の強い、タンピング
付属のタンパー(プレッサー)で押し詰めます。
この押し詰め加減が難しいところ。粉の挽き方の細かさによって、適正な強さが変わってきます。
特にBAR14Nは入門機故、本格的マシンに比べて非力。
細かく挽きすぎた粉で強くタンピングすると、1滴も出てこないなんて事態も(経験済み)
ボーレックスミルとの組み合わせでは、ミルの調整ツマミを締め込んだ位置から3/4回転戻したポイントの挽き加減に対し、押し込みの強さは7~8kgに落ち着きました。
但し、同じ挽き具合でも豆の状態(焙煎度合い,鮮度)で最適な強さは変わってくるようです。
こればっかりは、経験を積んで体得するしかないですね。
押し固める際、フィルターとタンパーの隙間になるフィルターの内壁部分に付着した粉を、タンパーでフィルターの縁をコンコンと叩いて崩します。
と言っても、BAR14Nのタンパーはプラ製で軽く、またフィルターもホルダーに乗っているだけなので、キチンとコンコンできません。
まぁ、この作業は雰囲気だけ味わうというコトで(笑)
コンコンで崩した粉を再度押し固めます。
タンパーを持ち上げる前に軽く押し付けながら左右に回して粉の表面を磨きます。
業務用マシンのタンピング圧(20kg)ほど強く詰め込んでいないので、この作業の有効性も?ですが気分はもうバリスタなので、雰囲気(ry
最後に縁に残った粉を払い落とします。
粉が残っていると、抽出ヘッドに取り付けた際、そこから圧が漏れてしまいます。
タンピング完了。
タンピングの一連の作業がササッとできるとカッコイイですが、まだまだたどたどしいワタシ...
フィルターをセットして抽出します。
よく言われるのが、ハチミツが『とろーっ』と垂れる位の速度が理想的なのだそうです。
今回は、『とろーっ』より若干『ぽたぽた』した感じになってしまいました。
この『とろーっ』と抽出できるセッティングはシビアで、ベストセッティングから外れると『ジャー』か『ポタポタ』になってしまいます。
できあがったエスプレッソ。
あまり厚くありませんが、一応クレマも立ってます。
衝動買いで手に入れたBAR14N、価格的にはお手頃ですが、簡単に美味しいエスプレッソを飲みたいという方には、正直積極的に薦められません。タンスの肥やしになる可能性が大です。
そういう方は、もう少し奮発してポッドも使えるBAR20Nを買ったほうが良いでしょう。
逆に、ハマリ症のヒト,あーだこーだ言いながら道具を使いこなすのが好きなヒト,研究心旺盛なヒトにはうってつけ。
クレマ増強装置なんていう余分なモノも付いていないので、エスプレッソの技術を習得したいヒトにもピッタリだと思います。
さて、次回はフォームドミルクに挑戦。
これがまた、エスプレッソ抽出以上に難敵で・・・
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