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フアロの効果はいかほどに? [ ┣ ランタン]

我が家の庭には

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このようなガーデンライトが立っています。
10年前家を建てたときには周りに街灯が無かったので、唯一の明かりとして役立ってましたが、お向かいの電柱に蛍光灯の街灯が設置されてからは照明としてはそれほどちやほやされなくなり、お庭のお飾りとして余生を過ごしていました。

一方、去年から月1ペースでキャンプに行くようになってます。
で、キャンプといえば準備が必要となり(まぁ、手ぶらキャンプなんてものもありますが、今更ねぇ)、物置から道具を引っ張り出したり車に積み込んだりしなければなりません。
おととしまでのキャンプは区画サイトに2泊以上泊まる事が多く、12時から14時くらいの一般的なチェックイン時間に到着するように、8時,9時出発な感じで準備をしてました。
ところが、フリーサイトや1泊の場合は、いい場所を確保したり少しでも長くキャンプを楽しむためにアーリーチェックインを目指したりするため、5時,6時出発しないといけません。
となると、準備や積み込みは前日もしくは当日の早朝。
日が長い夏の間はまだしも、秋冬春は日が落ちて暗い中での作業です。

ここで再び脚光を浴びたのがガーデンライト。
ただでさえ積み込みがヘタクソなワタシ、少しでも明るい環境で作業したいものです。

ところが、いざ点灯してみようと思ってもなんの音沙汰も無し。
どうやら電球が切れているようです。
数年前ニュースか何かで、東芝やパナソニックの大手メーカーが白熱電球の製造を終了したというのを目にしていたので、LED電球を買うつもりで近所のHCへGO!
ちなみに、庭の外灯に付いていた電球は60W型のクリアタイプ。

電球売り場に行くと、確かにLED電球がズラッと並んでいます。
でも、パッと見並んでいるのはシリカ電球のように電球が擦りガラス状に白くなっているものばかり。

単純に明るくしたいだけだったら白いLED電球でも用は足りますが、ガーデンライトは庭のエクステリアの一部でもあるワケで、グローブの中に白い電球がポツンと浮かんでいる姿はカッコ悪い。
消灯している時のたたずまいも、クリア電球の雰囲気にはとても敵いません。
トイレの電気じゃないんだから...

よく探してみると、棚のの段にクリアタイプのLED電球。


惜しい!

ガラスはクリアですが、LED回路を組み込むために根元の白い部分が大きくなってます。
発光部のデザインも頑張ってフィラメントを模しているけれど、やっぱり、本物のフィラメントのノスタルジックなたたずまいには及びません。

う~ん、と思いつつ隣の棚を見てみると

あるじゃないの!クリアタイプの白熱電球。
しかも、お値段200円。
【ELPA】長寿命クリア電球 60W形 E26 L100V57W-C

【ELPA】長寿命クリア電球 60W形 E26 L100V57W-C
価格:183円(税込、送料別)



ここで暫し悩みました。
LED電球にすれば数年で(もしかしたら1年程度で)電球の値段+電気代が白熱電球より安くなる事は分かっています。 


考え抜いて出した結論は、

クリア電球と200円を握りしめてレジに向かいました。
やっぱり、デザインは譲れません。
これからもクリアタイプの白熱電球は作り続けてもらいたいと思います。

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なんて去年の秋の出来事を無理やり前置きにして、照明つながりの本編に突入します。

「相変わらずスノーピークは高いなぁ、もう買えるモノ無いや」とブツブツ言いながらSPのカタログを眺めていたところ、ある商品のところで手が止まりました。

その商品はフアロ。



ほおずきに取り付けて、直下に明かりを収光してくれるオプションです。
値段も、1800円と(絶対的には)それほど高くなく、SPポイントの失効防止と物欲発散にもってこいなのです。 

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畳んでもそれなりに大きく厚みもあります。
紙とプラスチックのあいのこのような質感、耐久性は微妙です。10年は戦えないでしょう。
強く曲げると折り目がついちゃいそうなので、このままつぶさないように収納しないといけません。良いケースを探し中です。イイの見つけた方は情報プリーズ。


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組み立て方は、羽を一枚ずつ、ボタンを留めてから先の差し込みを入れていきます。
この作業、初めてだと『えっ、これどうやるの?』と戸惑うかもしれません。
普通にボタンを留めただけだと先の差し込みがかなり入れ辛いです。
2本ある折り曲げ線(のように見えるだけで、ここで鋭角に折り曲げちゃいけませんよ)の所でキレイにカーブを描くように形を整えながら、ボタンが外れないように押さえつつ差し込みを入れていきます。

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差し込んだところはかなり力が掛かっている感じです。
何回も組立を繰り返すと差込口が千切れちゃいそうな予感。
なるべく組み立てたままで使うのが吉でしょう。

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と言っても、このまま持ち運びすると嵩張るので痛し痒しですね。


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ほおずきに取り付ける際は、シリコンホヤを外すことになります。
それによって防滴性が失われるので、雨の日は注意が必要です。(取説にも書いてあります)

カミサン曰く
「家の電気みたい」
確かに、見た目はそんな感じです(笑)

さて、気になるフアロの効果は 
(当然ですが、ISO感度、絞り値、シャッタースピードは揃えてあります)

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正直言って劇的に変わるものではありません。
本の上の影がフアロでは無くなっているくらいで、テーブル全体の明るさの差はほんの僅か。
異なるのは傘から外れた部分への配光。
シリコンホヤの方は明るくなっていますが、フアロの方は暗いままですね。
傘の外の明かりを遮断した分、テーブル上が明るくなってほしいところですが、期待したほどというところでしょうか。
フアロの内側をピカピカの反射板にすればテーブル下も明るくなりそうですけどね。まぁ、それじゃ見た目が下品になっちゃうし。

ただし、この結果はあくまでほおずきとテーブルの距離関係が上の写真の場合。
スノーピークHPのフアロ使用例写真のように、もっとほおずきとテーブルと距離を取ると、また違った結果になるかも。
というコトで、フアロ、『よっしゃ、これでテーブルの上が明るくなるぞ!』大喜びされた方は期待を裏切られるかもしれません。
どちらかというと、ほおずきの雰囲気を変えるものだと思った方が幸せになるでしょう。


ワタシも幸せになる為にそうすることにします...


タグ:フアロ
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